サイトをセットアップする際に直面する最初のチャレンジの1つは、用語を理解することです。特別な専門用語が数多くあり、容易に混乱を招きます。この用語集はサイトについて説明する際に使用する語句の意味を明らかにすること、別の言い方をすれば、一部のテクノバブルをわかりやすく説明することを目的としています。WordPress.com 特有の語句に加え、ワールドワイドウェブで広く一般的に使用されている語句が含まれます。
使用されている一部の技術的な用語とコンセプトの詳細な説明については、「技術的な専門用語の説明」をご参照ください。
アドレス (「ウェブアドレス」) はワールドワイドウェブ上の特定のリソース、サイトなどの参照です。URL (ユニフォームリソースロケータの略称) としても知られています。
Automattic は WordPress.com に加え、その他の数々のウェブプラットフォームとサービスを開発、所有している企業です。
ブロックはページ、投稿、ウィジェットエリアの個別の構成要素です。WordPress エディターでは、ブロックによってテキスト、画像、動画などの特定のコンテンツエリアを追加したり、編集したりできます。
ブラウザー (ウェブブラウザー) はコンピューター、タブレット、携帯電話、その他のデバイス上のソフトウェアアプリケーションで、ワールドワイドウェブ上のサイトの表示と操作に使用されます。一般的なブラウザーには、Chrome、Edge、Firefox、Safari があります。
コンピューター用語でキャッシュとは、保存された情報の記録です。一般的にはブラウザーキャッシュを指し、ブラウザーが最近訪問したサイトを一時的に保存します。サイトキャッシュを指す場合もあり、お使いのサイトに関するデータがサーバーに保存され、次回リクエストされた場合によりすばやく提供されるようになります。
カノニカル URL はデフォルトバージョンのサイトのアドレスで、Google や Bing などの検索エンジンで優先されます。
一般的にコンテンツとは、サイトに公開し、訪問者に利用可能にしたテキスト、画像、動画、音声ファイルなどの情報を指します。
ダッシュボードとは、お使いの WordPress.com サイトのメインのコントロールパネルエリアです。サイトダッシュボードには、wordpress.com/home からアクセスできる標準 WordPress.com ダッシュボードと、「クラシック」WP 管理画面ダッシュボードの2種類のバージョンがあります。
DNS レコードはドメインの機能を決める設定です。DNS レコードを修正することによって、メールプロバイダーなど WordPress.com でホストされていないサードパーティのサービスにドメインを接続できます。
ドメイン名 (単に「ドメイン」) は、ユーザーがサイトを訪問するときに使用するアドレスです。
ドメイン連携とは特定のアドレスをお使いのサイトに関連付けることです。ドメインがサイトに接続され、アドレスを Web ブラウザーに入力すると、サイトが読み込まれるようになります。
ドメイン登録とは、特定のアドレスを個人またはエンティティで登録することです。このアドレスは通常特定のサイトに連携されます。WordPress.com 経由でドメインを登録すると、ドメインはお使いの WordPress.com アカウントに関連付けられます。
メニューの項目にマウスオーバーするか項目をクリックすると、ドロップダウンメニュー (サブメニュー) に追加項目が表示されます。
エディターはサイト上のコンテンツ (ページや投稿など) を編集できるインタフェースです。WordPress.com にはブロックエディターとしても知られる WordPress エディターと旧エディターの2種類のエディターがあります。
フッターは、サイトの下にあるウィジェットエリアにコンテンツを表示します。各ページまたは投稿のメインコンテンツの下にあります。フッターを使用すると、問い合わせ先情報やソーシャルメディアリンクを共有したり、サイト全体で常に利用できるようにするサイトメニューやその他の情報を表示したりできます。
フルサイト編集 (FSE) とは、ブロックを使用してサイト全体を編集できる、相互に関連するツールの集合です。使い慣れたブロックエディターの柔軟な操作性を活用できます。
ヘッダーは、サイトの上にコンテンツを表示します。各ページまたは投稿のメインコンテンツの上にあります。サイトのタイトル、キャッチフレーズ、ナビゲーションメニューには通常ヘッダーを使用します。
ホームページ (別名: フロントページ) は、訪問者がサイトを訪問した際に目にする最初のページです。
Jetpack とはプラグイン対応の WordPress.com サイトに組み込まれたプラグインです。WordPress.com の Jetpack には、サイトアクティビティレコードおよびバックアップ、パフォーマンスの最適化、スパム対策機能、セキュリティとダウンタイムの監視機能、その他多くの機能が含まれています。
ランディングページは、スタンドアロンのページで、訪問者にサービスへの登録、商品の購入、メーリングリストへの参加を促すといった単一の目的 (「行動喚起 (CTA)」と呼ばれる場合もあります) で使用されます。WordPress.com を使用してランディングページを作成できます。ランディングページは、固定フロントページがある1ページのサイトを作成するか、大規模サイトの中に単一のページを作ることで作成できます。
レガシー
レガシー機能とは、開発が終了した機能です。レガシー機能を引き続きサイトで利用できる場合もありますが、今後これらの機能は改善されることはなく、WordPress の新しいバージョンではうまく機能しない場合があります。レガシープランも参照してください。
メニューは、サイトのコンテンツにアクセスするためのリンクの一覧です。通常サイトの上部に表示されます。
ページは固定の文書で、サイト上のコンテンツを表示します。サイト上で一般的なページには、「ホーム」、「会社概要」、「問い合わせ先」などがあります (ページは投稿と混同されることがあるため、違いを説明したガイドを用意しています)。
プランとは、WordPress.com サイトに機能、保存スペース、その他の機能を追加できるオプションがパッケージ化されたセットです。WordPress.com プランの詳細については、こちらをご覧ください。以前は、スターターと Pro の2つのプランを提供していましたが、現在はレガシープランと呼ばれています。
プラグインは、WordPress に追加の機能を付与するために使われるソフトウェアです。Jetpack や WooCommerce などの一部のプラグインは、Automattic が開発し、更新しています。それ以外のプラグインは WordPress コミュニティの参加者と参加企業が開発しています。これらはサードパーティプラグインと呼ばれる場合があり、サードパーティの開発者によりサポートされています。
プラグイン対応サイトとは、WordPress.com ビジネスプラン、eコマースプラン、レガシー Pro プランで利用できるフルホスティング機能を有効化したサイトです。通常は最初のプラグインをインストールしたときにプラグイン対応サイトとなりますが、「設定」��「ホスティングの設定」でサードパーティのテーマのアップロード、バックアップの有効化、ホスティング機能の有効化を行った場合にもプラグイン対応サイトと認識されます。
投稿は、サイト上の動的なコンテンツを表示する文書で、通常新しいものから順に一覧表示されます。投稿は常に日付に関連付けられ、日付は URL に含まれています (ページは投稿と混合されることがあるため、違いを説明したガイドを用意しています)。
登録業者
登録業者とは、Internet Corporation of Assigned Names and Numbers (ICANN) へのドメイン名の登録を処理する企業または組織です。
SEO (「検索エンジンの最適化」の略称) とは、Google や Bing といった検索エンジンでサイトが検索結果の上位に表示されるよう、サイトを改善するプロセスです。
サイドバーは、サイトのメインコンテンツエリアの左側または右側にあるカラムです。サイドバーは、メニュー、ウィジェット、その他のコンテンツを表示するために使用されます。
サイト (「ウェブサイト」の略称) は、訪問者が閲覧するワールドワイドウェブ上に掲載されたページ、投稿、その他のコンテンツのコレクションです。
これらの語句は次の用途で使用されます。
- WordPress.com アップグレードとその他の製品で使用する場合、サブスクリプションはサイトのアップグレードプランの期間を指します。
- ブログそのもので使用する場合、購読は、新しいブログが投稿されると常にメールで通知を受信するように、訪問者が登録することを指します。
テンプレート
テンプレートを使用するとページや投稿のレイアウトを調整できます。テンプレートを変更または切り替えると、個々のページや投稿、ページや投稿のグループの外観に影響します (サイトのテーマと混同されることがあります)。
テーマは、サイトのビジュアルデザインを制御し、レイアウトとデザインの設定をコンテンツに適用します。テーマはサイトロゴ、メニュー、ウィジェットのサイト上での表示位置を決めるだけではなく、サイトのデ���ォルトの配色、フォント、その他のデザインの特徴を管理します (ページや投稿のテンプレートと混同されることがあります)。
サードパーティとは、プラグインやテーマなどの、WordPress.com で作成または開発がされていない製品を指します。これらの製品は、WordPress.org のプラグインおよびテーマのリポジトリから入手できるほか、開発者のサイトやサードパーティのマーケットプレイスから直接入手できます。当社は開発を行っていないため、これらの製品に関するサポートの範囲は限定されます。
アップグレードは、WordPress.com が販売する製品です。サイトに機能を追加します。一般的なアップグレードには、プランのサブスクリプション、ドメイン登録、ドメイン連携などがあります。サイトの有効なアップグレードは、サイトダッシュボードの左側のサイドバーにある「アップグレード」→「購入」から確認できます。
URL (ユニフォームリソースロケータ) は、アドレスとしても知られ、ワールドワイドウェブ上の特定のリソース、サイトなどの参照です。
ウィジェットは、コンテンツのモジュラーの一部で、サイトの特定のエリア、サイドバー、フッターなどに追加できます。
WooCommerce とは、物理的な製品およびデジタル製品を販売するストアを作成できるプラグインです。WooCommerce をインストールすると、お買い物カゴと購入手続きプロセスの追加、支払いの受領、在庫の監視、その他オンラインストアで必要なさまざまなことができるようになります。
WordPress は、ワールドワイドウェブ上にコンテンツを掲載するための無料のオープンソースソフトウェアシステムです。
WordPress.com は、WordPress ソフトウェアを使用し、ワールドワイドウェブ上でサイトの構築とコンテンツの掲載ができるプラットフォームです。マネージドホスティングによってより簡単にサイトを運営できます。今現在ご覧いただいているものです。WordPress.org と混同されることが多いため、違いを説明したガイドを用意しています。
WordPress.org は、WordPress オープンソースソフトウェアのリポジトリサイトです。WordPress.com と混同されることが多いため、違いを説明したガイドを用意しています。
ワールドワイドウェブは、インターネット上で利用可能な文書と情報リソースを相互に接続するシステムです。一部のアドレスの最初にある「www」はワールドワイドウェブを意味しています (WordPress.com では、すべての URL から自動的に「www」を削除していることに留意してください。サイトアドレスには、www.yoursite.com
からアクセスできますが、常に www
が付いていないバージョンに転送されます。これは SEO 対策のためです。検索エンジンは、重複するコンテンツの表示を避けるため、カノニカル URL として設定された1つのバージョンのサイトアドレスを優先するためです。
WP 管理画面は、「クラシック」WordPress ダッシュボードです。WordOress のオンラインチュートリアルを見る場合によく表示されます。サイトのメインの WordPress.com ダッシュボードで、ほぼすべてのことができますが、ご希望に応じ、WP 管理画面もお使いいただけます。WP 管理画面ダッシュボードには、メインの WordPress.com ダッシュボードからアクセスすることも、 /wp-admin/
をサイトアドレスの最後に加えて (例: https://yourgroovysite.wordpress.com/wp-admin/
) アクセスすることもできます。