XAMPP のインストール

概要

XAMPP は、MySQL、PHP、Perl を含む、簡単にインストールできる Apache ディストリビューションです。WindowsMacLinux 用のパッケージが用意されています。

この記事では、コンピューターに XAMPP をインストールする手順を説明します。

備考: これらは Windows のインストール手順です。MacLinux のインストール手順については、Apache Friends の Web サイトを参照してください。

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XAMPP のインストール

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1. XAMPP のダウンロード

XAMPP の最新版のインストーラファイルをダウンロードし、パソコンに保存してください。

XAMPP のダウンロード画面

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2. XAMPP のインストール

次に、ファイルを保存したフォルダーを開き、インストーラファイルをダブルクリ��クしてください。

XAMPP で使用する言語を選択するプロンプトが表示されます。ドロップダウンボックスの矢印をクリックし、リストで言語を選択し、OK をクリックしてインストール作業を続行してください。

XAMPP のインストール: 言語を選択する画面

Windows 7をお使いの場合、ユーザーアカウント制御 (UAC) がシステム上で有効であることを警告するウィンドウがポップアップ表示されます。OK をクリックして、インストールを続行します。

XAMPP のインストール: UAC の警告画面

次に、「XAMPP セットアップウィザードへようこそ」画面が表示されます。次へをクリックしてインストールを続行します。

XAMPP のインストール: 「XAMPP セットアップウィザードへようこそ」画面

次に、「コンポーネントの選択」画面が表示されます。この画面では、インストールするコンポーネントを選択できます。XAMPP を正しく動作させるためには、チェックしたコンポーネントをすべてインストールする必要があります。次へをクリックして続行します。

XAMPP のインストール: 「コンポーネントの選択」画面

次に、「インストール先の選択」画面が表示されます。XAMPP を他のドライブにインストールしたいのでなければ、何も変更する必要はありません。インストールをクリックし、続行します。

XAMPP のインストール: 「インストール先の選択」画面

XAMPP は、前のステップで選択した場所にファイルの展開を開始します。

XAMPP のインストール: ファイル解凍の画面

すべてのファイルが解凍されると、「XAMPP セットアップウィザードの完了」画面が表示されます。完了をクリックして、インストールを完了します。

XAMPP のインストール: 「XAMPP セットアップウィザードの完了」画面

これで「インストールの完了」画面が表示されます。XAMPP の使用を開始するには、完了をクリックしてください。

XAMPP のインストール: 「インストールの完了」画面

前の画面で「完了」をクリックすると、XAMPP コントロールパネルを開くかどうか尋ねられます。はいをクリックします。

XAMPP のインストール: コントロールパネルを開く画面

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3. XAMPP の実行

XAMPP コントロールパネルでは、Apache と MySQL を手動で起動・停止したり、サービスとしてインストールしたりできます。

XAMPP コントロールパネル画面

手動で Apache や MySQL を起動するには、そのモジュールの隣のアクションの下にあるスタートボタンをクリックします。

XAMPP モジュールを手動で起動する画面

セキュリティ設定にもよりますが、Windows 7の場合は小さなウィンドウが開き、xampp-control.exe がコンピューターに変更を加えることを許可するかどうか尋ねられるでしょう。はいをクリックすると、Apache または MySQL の起動が許可されます。

XAMPP を頻繁に使用する予定がある場合、Apache と MySQL をサービスとしてコンピューターにインストールすることを検討すると���いでしょう。この場合、XAMPP のコントロールパネルが開くと、両方のモジュールがすでに起動しているという利点があります。

Apache と MySQL をサービスとしてインストールするには、サービスの下にある各モジュールの左側にある赤い X をクリックします。小さなウィンドウが開き、サービスとしてインストールするかどうかを確認するよう求められます。はいをクリックするとインストールが完了します。他のモジュールも同様に操作してください。

Apache をサービスとしてインストールする画面

再度セキュリティウィンドウが開き、コンピューターへの変更を許可するかどうか尋ねられることがあります。はいをクリックして許可してください。

サービスが正常にインストールされると、赤い X緑のチェックマークに変化します。

重要: 初期設定が完了した後、Windows 7では、再度プログラムを起動する際に XAMPP を管理者として実行する必要があります。そのためには、スタートをクリックし、プログラムリストの中から XAMPP コントロールパネルを見つけ、右クリックして管理者として実行を選択してください。

XAMPP を管理者として実行

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4. XAMPP の設定

デフォルトの XAMPP は、ほとんどの Web ホスティングサーバーと同等のローカル Web サーバーを実行するようにあらかじめ設定されています。しかし、生産性を向上させるために、いくつかの基本的な設定を変更できます。

最初の変更は、デフォルトのテキストエディターを設定することです。ご覧のように、XAMPP のデフォルトは Windows のネイティブテキストエディターであるメモ帳です。右側のフォルダーボタンをクリックすると、ファイルエクスプローラが開きます。お気に入りのテキストエディターのフォルダーに移動し、.exe ファイルを選択し、開くをクリックしてください。

XAMPP の設定: デフォルトのテキストエディターを設定する画面

次の変更は、XAMPP が生成するログのフォントを希望のものに変更することです。問題を追跡しようとすると、さまざまなログを読むのに時間がかかるため、読みやすいフォントを選んでください。ログのオプションをクリックし、希望のフォントとフォントサイズを選択し、保存をクリックしてください。

XAMPP の設定: ログのデフォルトフォントを設定する画面

変更した後、メイン設定ウィンドウの保存をクリックしてください。

XAMPP の設定: 設定を保存する画面

Apache、PHP、MySQL の設定を変更する必要がある場合、そのモジュールの設定ボタンをクリックすると、そのモジュールの設定ファイルへのリンクを含むコンテキストメニューが表示されます。ファイルは、先に選択したデフォルトのテキストエディターで開きます。

XAMPP の設定: 詳細設定の画面

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5. XAMPP のインストールを保護する

設定が完了したら、Web ブラウザーで http://localhost/ にアクセスしてください。最初に XAMPP のスプラッシュ画面が表示され、言語を選択するよう求められます。その後、Web ベースの XAMPP パネルが表示されます。

XAMPP の Web パネルのウェルカム画面

Web パネルと phpMyAdmin の両方に固有のユーザー名とパスワードを設定し、XAMPP を保護することをおすすめします。

左サイドバーの「セキュリティ」リンクをクリックします。「XAMPP のセキュリティ」画面が表示されます。各コンポーネントの現在のセキュリティ状態が表で表示されます。

XAMPP パネルと phpMyAdmin を保護するには、http://localhost/security/xamppsecurity.php リンクをクリックして「セキュリティコンソール」を開いてください。

XAMPP セキュリティコンソール画面

最初のセクションでは、MySQL ユーザーについて説明します。デフォルトでは、XAMPP の MySQL 管理者 (root) にはパスワードがありません。MySQL を保護するために、新しいパスワードフィールドに希望のパスワードを入力し、新しいパスワードの繰り返しボックスに再度パスワードを入力します。認証方法 (http または cookie) を選択し、パスワードの変更をクリックします。

2つ目のセクションは、XAMPP の Web パネルを保護するためのものです。ユーザー名フィールドにユニークなユーザー名を入力し、パスワードフィールドに強力なパスワードを入力し、XAMPP のディレクトリを安全な状態にするをクリックします。

これらのステップを完了した後、XAMPP のセキュリティセクションに移動し、各コンポーネントのセキュリティステータスを確認してください。XAMPP ディレクトリ、MySQL、phpMyAdmin の横に安全というステータスが表示されているはずです。

XAMPP セキュリティステータス画面

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6. XAMPP で MySQL データベースを作成する

XAMPP では、作成したデータベースは phpMyAdmin でアクセスします。phpMyAdmin には、Web ブラウザーで http://localhost/phpmyadmin/ と入力することでアクセスできます。

最初に phpMyAdmin のログイン画面が表示されます。言語を選択し、前のセクションで MySQL ユーザー用に作成したユーザー名 (root) とパスワードを入力します。

phpMyAdmin のログイン画面

phpMyAdmin のメイン画面が表示されます。左側には、すでに存在するデータベースのリストが表示されます。cdcol、information_schema、mysql、performance_schema、phpmyadmin、test、webauth です。これらは XAMPP と phpMyAdmin が正常に動作するために必要であるため、削除しないでください。

データベースを作成するには、トップナビゲーションバーのデータベースをクリックします。

XAMPP phpMyAdmin メイン画面のナビゲーションバー

表示された画面で、左側のフィールドにデータベース名 (例: root_wordpress-trunk) を入力し、ドロップダウンボックスからデータベースの照合を選択し (utf8_unicode_ci)、作成をクリックします。

XAMPP: phpMyAdmin でのデータベースの作成

データベースが作成されると、成功のメッセージが表示されます。

XAMPP: データベース作成が成功したメッセージが表示される画面

デフォルトの phpMyAdmin ユーザーである root は、データベースの作成時に自動的に割り当てられ、前のステップで作成した固有のパスワードを持っています。WordPress をローカルにインストールする際に必要なデータベース接続情報は以下の通りです。

/** The name of the database for WordPress */
define('DB_NAME', 'root_databasename');

/** MySQL database username */
define('DB_USER', 'root');

/** MySQL database password */
define('DB_PASSWORD', 'yourmysqlpassword');

/** MySQL hostname */
define('DB_HOST', 'localhost');

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7. XAMPP のシャットダウン

メインコントロールパネルから XAMPP をシャットダウンするには、実行中の各サービスの横にある停止をクリックし、次に終了をクリックしてください。

XAMPP のシャットダウン: コントロールパネル画面

役立つヒント: システムトレイのアイコンからも XAMPP をシャットダウンできます。XAMPP のアイコンを右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。最初に起動しているサービスにカーソルを合わせ、停止をクリックしてください。停止すると、緑のランプが赤に変わります。他のサービスも同様に実行し、終了をクリックしてプログラムを終了してください。

XAMPP のシャットダウン: コンテキストメニュー画面

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