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DNSレコードは、あなたのドメインにアクセスした時に何を見えるかを制御する特別な設定です。また、メールプロバイダなどのサードパーティのサービスにドメインを接続することもできます。このガイドでは、ドメインのDNSレコードを追加、削除、変更する方法を説明します。
DNSレコードを編集する理由
以下の場合は、ドメインのDNSの編集をオススメします:
- カスタムメールサービスをサードパーティプロバイダーで設定します。
- サブドメインを作成します。
- Googleのようなサービスのドメイン所有権を確認します。
DNSレコードを表示
あなたのドメインの現在のDNSレコードを確認するには、以下の手順に従ってください:
- tumblr.com/settings/domainsのドメイン管理ページにアクセスします。
- ドメインをクリックして、ドメイン設定ページを表示します。
- 「DNSレコード」エリアを展開します。
![「awongtest14.blog」のドメイン管理インターフェイスのスクリーンショットです。詳細、更新、DNSレコードのセクションが表示されています。このドメインは2023年5月25日まで登録されており、自動更新と支払い詳細のオプションがあります。DNSレコードにはCNAMEとAタイプがあり、対応する値が表示され、DNSレコードを管理するための強調表示されたボタンが表示されています。](https://cdn.statically.io/img/enustumblrhelpcenter.files.wordpress.com/2023/09/b3c2e-domain-settings-dns.png)
このエリアには、現在のDNSレコードのリストがあります。「DNSレコードの管理」ボタンをクリックすると、DNS管理ページに移動し、変更を行うことができます。
デフォルトのレコード
Aレコードはデフォルトで66.6.44.4の値で作成され、あなたのドメインをTumblrブログに接続できるようにします。このレコードは編集も削除もできません。
ドメインを外部のIPアドレスに向けたい場合、サブドメインを作成すれば実行可能です。
新しいDNSレコードの追加
Tumblrでは以下のDNSレコードを追加できます:
- A
- AAAA
- CNAME(詳細はサブドメインの作成をご覧ください)
- MX(詳細は他のプロバイダー経由でメールアドレスを追加をご覧ください)
- TXT
- SRV
新しいDNSレコードを追加するには:
- DNSの管理ページの「レコードを追加」をクリックします。
- 種類ドロップダウンをクリックして、追加したいDNSレコードの種類(A、AAAA、CNAME、MX、TXT、またはSRV)を選択します。
-
レコードを追加するサービスから提供された残りの情報を入力します。利用可能なフィールドは、あなたが追加するレコードのタイプに応じて変更されます。
- DNSレコードのさまざまなフィールドに使用される用語の標準セットは存在しないため、プロバイダーによっては、tumblr.comで表示されるものと比較して、さまざまなDNSフィールドに異なる用語を使用する場合があります。
TXTレコードの文字数制限
TXTレコードは、255文字まで追加できます。
TXTレコードが無効または長すぎる(DKIMレコードの場合など)というエラーが表示される場合は、255文字の制限を下回るように1024ビットに設定した鍵長を使用して、再度TXTレコードを生成してください。必要に応じて、レコードのプロバイダーが助けてくれるはずです。複数のTXTレコードに分割されたDKIMレコードはサポートされていません。
DNSレコードの編集と削除
既存のDNSレコードを変更または削除するには、DNS管理ページで既存のレコードの横にある3点ドットをクリックし、編集または削除のいずれかを選択します:
![DNSレコードのセクションがハイライトされた、ブログのDNS管理インターフェイスのスクリーンショットです。「www」の「CNAME」レコードが「awongtest14.blog」を指していて、「@」の「A」レコードの値は「66.6.44.4」です。「A」レコードを編集または削除するオプションが表示され、「レコードを追加」ボタンがあります。](https://cdn.statically.io/img/enustumblrhelpcenter.files.wordpress.com/2023/09/b3c65-dns-manage-edit-delete.png)
サブドメインの作成
サブドメインについて
サブドメインには、メインドメイン(ルートドメインと呼ばれます)の前に追加のテキストがあります。例えば、ルートドメインがyourgroovydomain.comの場合、blog.yourgroovydomain.comやgallery.yourgroovydomain.comのようなサブドメインを作成することができます。
所有する任意のドメインにサブドメインを作成し、外部サイトに接続することができます。ただし、サブドメインはホームページ以外の特定のページ(ディレクトリ)に接続することはできません。例えば、follows.yourgroovydomain.comは、あなたのブログのyourgroovydomain.com/followingのようなページには接続できません。
DNSレコードの取得
サブドメインを外部サイトに接続するには、まずサブドメインが指すホスティングプロバイダまたはサービスから必要なDNSレコードを取得する必要があります。どのDNSレコードが必要かは、その会社のインターフェイスやサポート文書を確認するか、サポートチームにお問い合わせください。
ホスティングプロバイダからDNSレコード(通常はCNAMEまたはAレコード)を取得したら、以下の手順に従ってルートドメインに追加できます:
- ドメインのDNS管理ページで「レコードを追加」をクリックします。
-
「種類」ドロップダウンで:
- レコード値がホスト名の場合はCNAMEを選択します。
- レコード値がIPv4アドレスの場合、Aを選択します。IPv4アドレスとは、ピリオドで区切られた数字の集合です(例: 192.168.1.1)。
- レコード値がIPv6アドレスの場合、AAAAを選択します。IPv6アドレスととは、コロンで区切られた数字とアルファベットのセット(例: ::fff:c0a8:101)です。
- 「名前」ボックスに、サブドメインにつけたい名前を入します。
- 「向き先」ボックス(AとAAAAレコードの場合)または「エイリアス」ボックス(CNAMEレコードの場合)に、接続先のサービスが提供するレコード値を入力すします。
サブドメインはまもなく新しいホストを指すようになりますが、ほとんどのホストでは、ホスト側でもサブドメインを設定する手順を踏む必要があります。例えば、WordPress.comサイトでドメインを使用したい場合、こちらで手順をご覧いただけます。
wwwサブドメインの作成
デフォルトのDNS設定を使用している場合、Tumblrに登録されたドメインのwwwサブドメインは解決されません。wwwサブドメインをあなたのブログにリダイレクトさせたい場合は、CNAMEレコードを追加してください。
- こちらからドメイン設定にアクセスします。
- 「DNSレコード」をクリックし、「DNSレコードの管理」をクリックします。
- 「レコードの追加」をクリックします。
- 「タイプ」で「CNAME」を選択します
- 「名前」に
www
を入力します - 「向き先」に
domains.tumblr.com
を入力します
他のプロバイダーを介したメールの追加
メールDNSレコードの取得
あなたのドメインのメールアドレスは、DNSレコードを使用して動作します。以下のタイプのDNSレコードが一般的にメールに使用されます:
- MX(Mail Exchange)
- A(Address)
- CNAME(Canonical Name)
-
TXT(Text)レコード
- DKIM、SPF、DMARCレコードはすべてTXTレコードとして保存されます。
あなたのメールには、これらのレコードの一部(必ずしもすべてではありません)が必要です。
必要なレコードや推奨されるレコードを見つけるには、メールのプロバイダーにお問い合わせください。プロバイダーのWebサイトに情報がなく、何を尋ねたらよいかわからない場合は、以下のようなメッセージを添えてプロバイダーにご連絡ください:
私のDNSプロバイダー(tumblr.com)で、このドメインのメールが機能するように入力する必要があるMXレコードとその他のDNSレコードを教えていただけますか?
メールプロバイダーからDNSレコードを取得したら、こちらの手順に従って、メールサービスを設定したいドメインに追加します。
メールは2、3時間以内に機能し始めるはずですが、すべてが完全に使えるようになるまで最大72時間かかることもあります。